中古住宅は住宅ローン控除が使えない?

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2020年07月30日

中古住宅は住宅ローン控除が使えない?

住宅ローン控除とは?

住宅ローン控除とは正式名称「住宅借入金等控除」のことで、10年間、年末の住宅ローンの残高の1%を所得税から控除するというもの。

消費税が10%になった特例として現在13年間住宅ローン控除を使える期間となっています※令和2年12月31日までに居住することが条件です。

住宅ローン控除のすごいところは、よく言われる「所得控除」とは違うということ。
住宅ローン控除とは「所得税額控除」なのです。
 
所得税の計算式はとーっても難しいので割愛しますが、簡単に言うと、所得税を計算する上で控除する過程が違うので、ダイレクトに所得税から控除しているのです。
みなさんがやってるであろう所得控除といえば保険料控除を思い浮かべるとは思いますが、計算過程がそもそも違います。
 
さらに所得税から控除しきれないと住民税からも控除できるという優れもの。
ローンの利息分より元金が削れる位控除しちゃうこともあります。(※注 現在の低金利の場合)
よく巷で言われる10年間は繰上返済するな!という理由はコレです。 
 

中古住宅で住宅ローン控除を使うには?

住宅ローンを使うためには条件があります。
中古住宅の場合、①50㎡以上 ②築20年以内(耐火建築の場合は25年) がまず前提になりますが、出回っている中古住宅って20年以上のものが大半です。

控除使えない…と諦めるのは早い。
使うためには①新耐震基準に適合することが証明されたもの ②既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入していること でローン控除を使うことができます。

どちらも診断を受けるなど手続きを踏む必要がありますが、経費以上に控除の恩恵受けれるので業者に相談してみてください。 

広告サイトで判断するには「安心R住宅」「瑕疵担保責任保険」「耐震診断」「耐震等級1級」などのワードがあると住宅ローン控除が使える可能性が高いです。 
狙ってる中古住宅が上記のワードを謳ってないと思ったら、問い合わせて相談してみてください。 
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