住宅ローン控除とは正式名称「住宅借入金等控除」のことで、10年間、年末の住宅ローンの残高の1%を所得税から控除するというもの。
消費税が10%になった特例として現在13年間住宅ローン控除を使える期間となっています※令和2年12月31日までに居住することが条件です。
住宅ローン控除のすごいところは、よく言われる「所得控除」とは違うということ。
住宅ローン控除とは「所得税額控除」なのです。
所得税の計算式はとーっても難しいので割愛しますが、簡単に言うと、所得税を計算する上で控除する過程が違うので、ダイレクトに所得税から控除しているのです。
みなさんがやってるであろう所得控除といえば保険料控除を思い浮かべるとは思いますが、計算過程がそもそも違います。
さらに所得税から控除しきれないと住民税からも控除できるという優れもの。
ローンの利息分より元金が削れる位控除しちゃうこともあります。(※注 現在の低金利の場合)
よく巷で言われる10年間は繰上返済するな!という理由はコレです。