家族(民事)信託とはなんぞや(1)

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2024年04月04日

家族(民事)信託とはなんぞや(1)

【Q&A①】
家族(民事)信託とは何ですか?

【答え①】
老後や認知症などに備え、自分の財産管理や処分を信頼できる家族に任せる、法律に基づいた新しい財産管理の仕組みです。

 
【Q&A②】 
家族信託がなぜ注目されるの?

【答え②】 
 人生100年時代と言われるように、日本は超高齢化社会に突入しています。平均寿命と健康寿命(元気に自立して過ごせる)に約10年のギャップがあり、健康ではない状態の一つに「認知症」があります。2025年には65歳以上の1/5が認知症になるリスクを抱えると言われています。 

認知症で意思能力がなくなった場合※、不動産を売ることができません。
また、不動産オーナーだと賃貸借契約や大規模修繕工事の契約もできなくなり、不動産の管理・処分・活用に大きな弊害が生じ、家族に負担をかけることになります。


※意思能力(改正民法第3条の2)
法律行為の当事者が意思表示をしたときに意思能力を有しなかった時は、その法律行為は無効とする。 


 

 

 
 
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